有馬温泉探索

2005年8月16日
有馬温泉探索
すっかり朝です。なんだかあまり眠れなかった。
空調は切っておいたのだけど、少し寒かったかも。
ま、睡眠時間短めなのはいつもの事だからいいや。

7時半頃までに身体を動かして、まずは朝風呂。
あー気持ちいい。明るいお風呂場もいいもんだー。
…と思ったのは束の間、最後のシメに泡風呂、と思って、
姉が湯船に浸かっているのを避け、銀泉浴槽との境目近くの、
左側の付近から足を入れたら、浴槽内部の出っ張りが少なくなっていて、
ズルリと足が滑ってしまい、身体のバランスが崩れて、
左足太ももの外側側面を強打してしまいました。
ジンジンと痛みが襲うものの、浸かるのはやめられねぇ。
ちょっとした打身だったら、しばらくすると痛みもおさまるのに、
湯船から上がってからも、ずーっとジンジンと痛んでました。

着替えてからすぐ、朝食を食べに和食レストランへ。
8時半頃は混雑するとの事でしたが、意外とスムーズに食事ができました。
ソツない、バランスの取れた朝ご飯でした。
特筆は、フグの一夜干しを小さな焼き網で炙りながら頂けること。
ゴハン好きなので、もちろんお代わりも頂きました。

部屋に戻ってからは、チェックアウトまでしばし再休息。
姉は、短時間でも眠ってましたが、私はテレビを見ることに。
ぼーっとした休日には、やっぱりNHK教育TVがベストです。
UAが山口ともと一緒に出ている音楽の番組とか、
ピタゴラスイッチが、私の感性のツボにはまりましたねー。

ピタゴラ鑑賞中に姉が起き、「アルゴリズム体操」がオンエア。
姉曰く「なんで『いつもここから』やねーん」とか言いながらも、
真顔でしゃがんだり動いたりするヤツラに釘付けでした。

そんなこんなしているウチに10時。チェックアウトです。
お金を精算して、有馬温泉界隈をぶらぶらと散策。
みやげ物やさんで注目したのは「タンサン煎餅フレーク」の存在。
100円出せば、かなりの量のタンサン煎餅味の「破片」がゲットできます。
ペレットタイプと、割れ煎餅タイプが存在します。
割れてても、まあるくても、同じ味ですから、量的にも商品の正味量を凌ぐ、
この商品は絶対お得ですねー。(貧乏感丸出しですが)

ぶらぶら歩いてると、公衆浴場「金の湯」前に到着。
無料の足湯があり、観光客が入れ替わり立ちかわり利用していました。
足湯に押され気味ながら、金泉の飲泉場を発見。
ひょうたん型の蛇口は、口を閉ざしたままでした。
表示を見ると「間欠泉のためしばらくお待ちください」とあります。
ちょっと待っているとジョロジョロ…と温泉が出てきました。

金泉は、塩分が含まれているというのは予習済みでしたが、
ゴクリ…飲んでみたら…げぇ〜。変な味すぎ〜〜。
確かに塩の味がします。しかし鉄分系の重い味成分と絡み合って、
なんだか変な「旨味成分」が発生していてクセがありすぎるのです。
姉にも薦めてみましたが、あまりにもの衝撃的な味に、飲み下す事が出来なかったそうです。
しばらく眺めていると中国人の観光客が珍しげにやってきて、
備え付けのコップを手に飲むのをウォッチング。
あはは、皆の飲んだ後の渋ーいお顔が忘れられません。

金の湯
http://www.kcva.or.jp/kinyu/

ぶらぶらしていると、お肉屋さんがあって、コロッケを買い食い。
その途中で、タンサン煎餅の製造現場を見学できる、手焼き煎餅販売所へ。
男性ひとりが、右に左に移動しながら、9枚分一続きの焼き型に、
タネをセット。その大きさはおそらく10円玉大くらいかと。
そして焼き型を降ろして、次の焼き型を引き上げると煎餅が完成しています。
これを今度は女性の作業員に引き継いでいました。
よーく女性の動きを見ていると、煎餅の周りのバリを1枚1枚手作業で、
割りながら、丸くなるように形を整えているのでした。
そーか。このバリが「タンサン煎餅フレーク」なのね!
煎餅を焼いていた男性が、焼きたてのタンサン煎餅をさっと差し出してくださり、
ほんわり温かい煎餅を食べられて嬉しかったです。
もちろん、ここで煎餅のお土産をいくつか購入しました!

三津森本舗
http://www.tansan.co.jp/

その後、有馬人形筆(筆のお尻に小さなお人形を仕込んであり、立てると上からピョコっと出てくる)のお店を通って、
タンサン煎餅の間にしょうが風味のクリームをはさみ込んだ商品を売るお店へ。
試食したらうまかったので、ここでもお土産購入。
お店の方がとっても親切で、助かりましたー。

有馬筆
http://www.minase.co.jp/arimafude/ningyo/main.htm

途中で、幾つかの泉源を見つけ、見学しました。
常時小さな管から湯気を噴出す様を見ると、やっぱり地球が生きてるのを実感。
今は枯れてしまった「うわなり(妬)泉源」前では説明書きに釘付け。
「美人が通ると、勢い良く湯が噴出した」らしいのです。
ここに美女2人が居るのに。全く反応なし。失礼しちゃうゼ。

温泉界隈は、社寺が多いです。風情はばっちりです。
そして、遂に私が来る事を望んでいた、「炭酸泉源」に到着!
(ここで明日の後半レポートに続く)