広島旅行記*3

2005年2月9日
水曜日にはもう、大阪に戻っていましたが、
ココではまだ広島の旅行記をお送りいたします。

深夜、友人と共にタクシーで帰宅。
マンションの踊り場は真っ暗。
聴くところによれば、住人が殆ど居ないのだとか。
新しいところの方が家賃が安かったりするもんだから、
みーんな引っ越してどこかへ行っちゃったらしい。

Oさんのお宅は、ギターとベースだらけ。
楽器屋さんのように複数本立てておけるスタンドを、
2段にスタックしてあったりもするし、
模型やCDなども山盛りあったりする。
真夜中ですが、ガットギター見つけたので弾かせて頂く。
以前香川県に住んでた時にもお邪魔したことがあるけれど、
そのとき以上にエスカレートしています。

本人も、家で過ごすのが一番なのだそうで。
山口に出かける出張くらいなら、泊まりにせずに、
無理しても帰ってくるようにして、家に戻り、
楽器を弾いたり手入れしたりする方が良いのだそうです。
確かに、「城」って感じです。

バッテリーも切れてきたし、お腹の調子もいまいちなので、
休むことにしました。朝の4時のことです。
…朝の8時ごろに一度お手洗いに起きて、それから再び眠ったようでした。
友人は10時頃には起きていたようで、コーヒーをご馳走してくれました。
そして、昨夜みたバンドの以前のライブビデオを見せて頂きました。
演奏が安定しているから、とっても聞きやすい。
本人もかなりご自慢の様子でした。

お昼過ぎまでゆっくり過ごさせて貰い、午後からは、
Oさんのこちらでのバンド仲間でもある方がやっておられる、
山の上のレストランまで出かけました。
ドライブする事小一時間。
2月頭の寒波襲来の日は、かなり雪が積もった所らしいです。

ランチで頂いたのはカキフライ。ご飯は控えめでカレーにして貰い、
ゴージャスな昼ごはんになりました。
真夜中にお腹を壊しているので、用心深く食べましたが、
おいしくってプリプリのカキフライ、何の心配もなく完食!
店主や奥さんと音楽の話を楽しんで、夕方までゆっくり過ごしました。

お店を後にしてからは、TVなどでしか見たことのない宮島へと向かいました。
車を駐車場に預けて、10分に一度の割合で往復している、
連絡船に乗って、しばし揺られます。
水の上に浮かぶ鳥居がだんだん大きく迫ってきました。
その先には厳島神社。昨年の台風で壊れているところがまだ工事中。
5時半で閉門になるというので、人もまばら。
おみやげ物やさんも大半がシャッターを下ろし、寂しい町並みですが、
静かで落ち着いて、こんなのもいいんです。
厳島神社周辺を散策し、5重の塔なども見た後、
再び連絡船で本土に戻ってきました。
今回は食べなかったけれど、穴子丼のおいしいお店を教えて貰いました。
メニューの値段を見て、びっくりしたけど。

車で市内に戻り、繁華街を散策。
広島のパルコの中にある楽器屋さんを物色。
結構な品揃えがあるように見えてるけど、Oさん曰く、
「こんなんショボイで、やっぱり大阪が一番」らしい。
タワーレコードだってあるのだが、ここの規模も確かに大阪に比べると小さい。

ウィンドーショッピングをしこたま楽しんだ後は晩御飯タイム。
「野球鳥」というカープファン御用達の焼き鳥店へつれていって貰いました。
驚いたのは、メニュー全てが選手の名前になっていること。
面白すぎです。どういう根拠で名前を割り当てたのかしらん?
あんまり欲張らず、ゆっくりペースでオーダーして食べました。
いっとき、一世風靡した「つけ麺」もあったのだけれど、
つけダレが辛いそうなので、お腹がびっくりしたらイカンと思い、今回は見送りました。

10時を過ぎて、そろそろ広島を離れる時間も近づきました。
結局、お土産を買う時間も取らないままになっている。
ま、帰ってからネットかなにかでお取り寄せするのもいいかも、
と思って、バスの乗り口であり広島駅新幹線口まで送って貰った。
コンビニがあるので、もしかしてお土産あるかな?と、
偵察に行くと、あるある。数は少ないけれど主要お土産発見。
Oさん指名の「にしき堂」のもみじまんじゅうや、
かきエキスの入っただし醤油などなど、バスの時間を気にしつつ、
袋いっぱいにお買い物をして、車に戻りました。
いや〜楽しい2日間を過ごさせて頂きました。
往復1万円で楽しめる広島の旅、これはまた来ちゃいそう。
お礼を告げて、友人と別れて私は帰りの夜行バスに乗車。

さすがに夜行バスはほぼ満員状態。
ワタシは一番前の席の端だったので、荷物を置いたら、
うかつに立つのもままならないし、休憩時間も席を立たず、
眠ることにしました。エエ加減疲れきっているので、
ぐっすりと眠りについている間に、大阪で朝を迎えました。