チャーチオルガン

朝から昼に掛けて、ずっと仕事に没頭してたので、
一時休戦。自転車に乗って、友人との待ち合わせ場所にしたスーパーに到着。
よーく見ると、私の前を走っているのが友人じゃないの！
声を掛けると気づいてくれたので、自転車置き場に自転車を止め、
朝から何も食べていない私の「マクド」な買い物にも、
快く付き合って下さったので、ソフトクリームを奢ったよ。
いい大人が二人揃って、ソフトを食べてる姿ってのもええもんです。
小高い坂を上り詰め、目的地に到着。

出掛けたのは教会というトコロ。
礼拝堂に備え付けられた、デジタルチャーチオルガンの、
コンサートにやってきたというワケです。
アメリカで、チャーチオルガンを学ばれて帰国後、
オルガニストとして活躍されている三木慶子さんが、
著名なバッハ他のオルガン曲を演奏してくだったのです。

ストップをほぼ全部引っ張ったんじゃないか？って程の、
派手であり荘厳な音色から、ポーって可愛いフルート系の音色をばっちり駆使し、
余すところなくオルガンの魅力を伝えてくださいました。
で、やはり凄いなーと感心したのが、「足ワザ」です。
つま先、かかとなどをタップダンサー並みに動かして、
長い椅子の右〜左まで少しずつ動きながら、
ペダルを演奏する姿が、かっこ良すぎでした！

バッハの曲などでは、手弾きするような早いパッセージの、
ペダルパートなどが出てきてますが、時折りペダル鍵盤の方を、
覗いて様子みながら、「替え足」も使いつつ、
ばっちり弾きこなしていらっしゃるのが天晴れでした。

一番目からウロコだったのは、ピアノでも「替え指」をやるように、
ペダルでも「替え足」ワザが存在する事を知りました。
途中、ピアノの演奏もされましたが、こちらも素晴らしかったです。
色々なジャンルを弾きこなされるあたり、只者ではありませんでしたぞ。

コンサートの後、買い物に出かけ、帰路につかれる三木さんと、
電車が一緒になった姉が、色々お話したことを聞かせてくれましたが、
一番びっくらこいたのは「家にはピアノもオルガンもない」という話。
ピアノは自宅から数分のところにある実家にあるそうな。
しかし、オルガンは…？
通っておられる教会に行って、練習をみっちりなさるそうです。